ジャパニとヒンドスタニと3D宇宙ヤバイ

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昨日は訳あって書かなかったけど一週間坊主なタイミングだったので今日書くに至れるか気になってた。まぁ、書けない日があってもうにゃうにゃ考えない方がよいですね。いやホント、何のために書き続けはじめてるんだか自分でもよくわかってないのですが。

今日はゼロ・グラビティ観に行ってきました。いやー、宇宙ヤバイ。3Dは吹き替え版しかないと知って悩ましい感じはしたけど、3Dにて。アレは言語より映像優先で3Dでよしでしたね。期待に応えるヤバさで満足しました。

3D全開、且つ、3Dならではな映画は、映画というエンタメとは若干別ジャンルとしてもよい気はしちゃいますね。

なんというか、個人的には懐かしのキャプテンEOのような、アトラクションみたいなイメージ。椅子は動かないけど。擬似的とはいえ、ディメンションが増えるってのは文字通り別次元というコトなのだな、という感じ。

音響効果にしても、映像にしても、大なり小なり態とらしい感じは否めないのですが、ま、そんな過剰演出で丁度いいのかもね、と思いました。しかし、あれを2D版で観たらどう感じるのかな。比較してみたい気もしなくはない(けど映画に対するマニア心の優先度は低めなので、恐らくしない)。

ストーリーとかその辺はよしとして、とにかく宇宙ヤバイを疑似体験するにはうってつけでした。なんかもう途中「ああーもういいやーめーてー!」とか手に汗握りつつ思いながら楽しんでました。あと、やり慣れないアクションゲームやるときみたいに、映像に合わせて体傾いちゃう的な、ちょっと久しぶりの感覚w

あと、オマケで発見しちゃったのが、物語冒頭の限りある平穏なシーンで、主役二人と共に宇宙空間にいたハーバード卒のスチャラカ乗組員仲間のシャリフさんが歌ってた鼻歌にあれれ、とひっかかった。

シャリフさんの登場シーンは限られてるし大役なワケでもないので、それ以上のバックグラウンドの説明はないままに、名前からぼんやりアラブ系な役柄、みたいな印象で認識してたのですが、その鼻歌聞き覚えがあるよ?あれれ?なんだっけその曲?ボリ?ボリじゃない?なんだっけなんだっけ聞いたことある!てことは南亜細亜系?……と。

あ、でも今思い返すと、やっぱりシャリフさんはきちんと印度系という役柄だったってコトなのかなー、印度系である必然性はあの時点ではあまり感じられないままだったけど、考えてみたら他にも印度がささやか~に見え隠れする映画だったな。

でもその瞬間のみで、後はずっとひたすら宇宙ヤバイを堪能してたのですが、終わってエンドロールをぼんやり眺めつつ「あー、やっぱりこういう映画だと技術系のスタッフもりもりおるんだねぇー」とか思ってるうちに挿入曲リストに。

そこも漫然と眺めてたつもりが、ローマ字の並びが英語っぽくない曲名が目に飛び込んできた。あっ、これがあれ!そうそう、それがこれ!

なんでこの曲が鼻歌として選ばれたかが英語記事にもありました。

Raj Kapoor’s song Mera joota hai Japani was perfect for Gravity: Phaldut Sharma – Entertainment – DNA

おいらの靴は日本製

おいらの帽子はロシア製

だけどおいらの心は印度製

みたいな下界の国家がチャンポンになった歌詞を、遙かなる宇宙空間から地球を見下ろしつつ歌う、みたいな図がよかったのでしょうかね。

確か90年代初頭のワタシが好きだったパキスタンのポップロックにも「アメリカ娘よりジャパニ娘より(パキスタン娘の)キミが好きさ」的な歌詞がありました。南亜細亜の愛国のダシに度々使われるジャパニ…w

しかし、この数年、実は滅多に出歩かない引きこもりな割に、中途半端にスクリーンのある場に出向く比率は高いのですよ。(まぁ、比率は高くても絶対数は少ないですが。)

がしかし、大半が謎の印度映画(字幕なし)が故、一般的なメジャー系映画のために出向くのは数年ぶりでした。たまにはよいですね!

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