新着MV4本 / Eloko Oyo ハイレベル二次創作 / 歌詞職人の朝は早い

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Fally の新しい MV きましたね。

まぁ、曲は好みではないけど悪くもない。
今回の「いんたなしょなる」アルバムの中でイチオシな曲…って感じにはならないけど。
おねいさん綺麗ね。

「コンゴらしさのない、他の(主に西)アフリカ系シンガーの散々やってるアフロ・ポップに今更追随してどうする。コンゴ系シンガーに求めてるものはそういうのじゃないんだよ」みたいな意見を Soukous ファンから(意見自体の絶対数が少ない世界で)よく聞くけど、わりといい形でコンゴらしさしっかり残ってる気はするけどどうかなぁ。何を以て、って言われると悩ましいけど & Soukous 原理主義ならそうね、確かにジャンル違いではあるけど。

おいらはここのところようやく Seben のない Rumba 系も好んで聴けるようになったところだし、ついでに母国を離れたディアスポラのワカモノ達のフツーのポップス(でいいかすらね、総称。ラップだったりあーらんびーだったりアフロ・ポップ風だったりするけど)も聞くようになった、Soukous の age age Generique 原理主義からちょっと成長した矢先なので、「何より好んで聴く」ものではないながら、丁度いいタイミングかも。1年か2年前にこのアルバムリリースされたら無視してたかもしれないけどw

↑ここまで昼に書いて、夜 Soukous 猛者の集まるフォーラム見に行ったらひどい酷評だった…。まぁ、あそこならそうなるであろうとは思ってた。

ちなみに酷評の対象のひとつにもなってた(仏語としてひどい歌詞だな、ありゃ作詞家の仕事じゃなくて本人作詞だよな、的な)歌詞、既に上げてくれてるトコもあった。歌詞にあいほんとか出てくるのねw


Fally の Eloko Oyo 、だいぶ前にネタ替え歌とかも出てきてたけど、これは(多分)プロによる、非常にまともな二次創作。作ったのは Dynamic DS っていう Cote D’Ivoire の Zouglou バンドのみなさんらしい。

ほぼ最後まで Eloko Oyo 踏襲なのに、最後の最後に自分らの Zouglou にいい感じでトランスフォームしてくのがいい。

Eloko Oyo は初めて観た時そこまで「うっひゃーっ!」とは思わない曲だった(思わせる曲でもない)けど、Soukous 好きだけでなくてアフリカ(少なくとも仏語圏)にはじんわりしっくり浸透した感じあるな。…が故の二次創作よね。おいらの観測範囲だと少なくとも Cote D’Ivoire の Serge Beynaud のトコのダンサー女子たちはしょっちゅう聴いてる。言語は全然別の筈なんだけどねー、その辺がまた面白い(だからじゃあ、おまえは理解できる言語の曲だけ聴いてるのか、ってまたツッコむところだわね、ここは…)。

や、二次じゃないんだわ。実はこの曲、 Fally 自体が二次で、元歌は Fally のお母さんが自身の郷里でパフォーマンスしていたフォークソングっていう話。多分これ。


若手二人による新 MV 。

なんだなんだ、今日は「 Fally 声」特集かw Fally 声代表 Deplick はやっぱ好きだなー。Fally も Deplick もシンガーとしての「美声」系では決してないんだけど、おいらこの系統の声がどうやらとても好きらしい。

あ、 featuring の Deplick についてばっかり書いてる。

ごめんね、 Isipa さんはよく知らないの。声は綺麗ね。日を前後して Isipa さん、どうやら Generique の MV も別途リリースしてたみたいだけど、なんか前半のメロディラインが Robinio Mundibu の何かとすごく似てる気が。

しかしわっつあっぷまでタイトルになるとか、コンゴもすっかりソーシャル大国だわね。

うーん、やっぱり Robinio のこれとわりとメロディ被ってるよなぁ。4 Letters はとある Repetition 風景が大好きでよく見聴きしてたので。


あれあれ、ふとようつべの関連動画に目をやれば Fabregas 率いる Light Music も新しい MV 出してたわ。いそがしい!

こちらもルンバもの。メインの歌い手は Christian solo って人なのかな。悪くないね。しかし Fabregas もいけ好かないんだけど、歌はやっぱりいいよなぁ。

ていうか、Light Music ってグループ、唐突に露出したイメージなんだけど、Fally にとっての F-Victeam 、の Fabregas 版て感じ、ってことでいいのかな。


そしてまた、 Soukous 猛者たちのフォーラムで Werrason 歌詞職人がひとつ大仕事を終えたらしい。

すごい、それでなくとも普通の欧米やニポンの曲より文字起こしハードル高そうなのに、歌詞載せて抄訳つけるだけじゃないよ。抄訳っていうか詳細解説付きな上に、おいらがいくらリソース探したって出てこないようなバックバンドの各パートの方々の詳しい背景付きで職人さん本人の評価まで。頭下がるわー?


なんだなんだ。今日も忙しすぎて、リアルタイムな動画SNSとかちっともチェック出来てないから今日は日中もほとんど書き溜めるネタなかったよなー、とか思ってたのに結局長々書いてるっていう。

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