バックパッカーでもない、観光旅行でもない、結婚式お呼ばれの海越え版としての旅ということで、あまりにもゲストとして訪問しすぎてしまったので、あっちにいる間に自分で金を払ってものを買うというコト自体ほぼ皆無だった。
今思うとどっちがよかったのかは不明だが、「郷に入っては郷に従ってみよう」的なコンセプトにしたので、民族衣装を身にまとい、とはいえ、イスラム圏内にいる土地にも文化にも不案内なオンナだったりするワケで、一人で財布握ってずかずか買い物…はする気にもならずw
洋服を着続けて外国人然としていればラクではあったかも(そういう西洋人女性バックパッカーには何度か観光地ですれ違った)。
でもそれだと見れなかったトコをいっぱい見れたとは思ってる。
まぁ、そんなワケであちらでの物価とかナントカ、全く判らず仕舞いなワケだが、把握してるほんの僅かの値段(しかも当時の日本円換算しか覚えてない)について、記憶だけでも未だに色々考える。
- 350ml のコーラ1本が確か8円くらい。
- 前半に泊まった三ツ星だか四ツ星ランクのそこそこまともなホテル@ラホールは1泊3000円だったか」3500円だったか。
- 中盤の国内の観光(避暑)地マリーで泊まったひどいホテル1泊500円
- マリーで買った毛皮のコート(たぶんウサちゃん)3000円
日本でも宿代なんてピンキリなわけだけど、3000幾らの宿はそれでも海外有名ホテルチェーンには及ばない、中の上くらいかな。まぁ、似非ラグジュアリー感はあったけどw
一般人でも普段から飲んでそうだったコカ・コーラ(って言っても国内の飲料よりはお高めなのかな?よくわからん)の値段を基準に考えると、3000円って既に法外な値段な気がするんだけどどうなんだろうか。
ちなみに3000円のホテルはルームサービスあり、ホテル内レストランあり、ルームキーパーあり、クリーニングあり、手持ちの簡易ウォシュレットもどきあり(世間一般のデフォルトは壷ですから)、トイレットペーパー補充あり(とはいえ世間一般は壷で事足りてる世界なので補充の切実さには無理解で、時々忘れられる)。500円の安宿はユニットバスという名のバケツと水道と穴の開いた床だけの小部屋と染みだらけのシーツなしマットレスのベッドでしたw
それでもバックパッカーな人からしたらヌルいって鼻で笑われるのに充分なまともな部屋なんだろう。