201401260120
本日はビリヤニ食べて、南印はテルグ映画、 Ram Charan Teja 主演の Yevadu を観てきたので満足です。
あっ、言っときますけど、南印映画を知らないと解らないようなニッチな話を語りたいワケじゃないんですよ。違うんです、違うんです。
映画そのもののレビューは、おいらみたいな目の肥えてないヤツが、あることないこと薄っぺらに書いてもアレなので、他の詳しい方にお任せしちゃうけど、どっちかってとストーリー度外視でビジュアル眺めに行ったつもりが、ストーリーにも引き込まれたのでとても楽しかったです。
普段タラちゃん、タラちゃん(とおいらが勝手に呼んでる Jr. NTR )とばっかり騒いでいるので、話題にした記憶はほとんどないのですが、共演のクソガキこと Allu Arjun は実は前々から嫌いではなく、今回、日本のスクリーンには初お目見えでしたが、彼、やっぱ、かなりいいかも。いつか彼の主演作もスクリーンで観たいです。
劇中で出てきた彼の手配似顔絵欲しい。画像検索したけどひとつも出回ってないっぽい?
あっ、だから違うんです。大半の人にはさっぱり解らない世界の内情をアツく語りたいワケじゃないんですってば!
音楽シーンについては、楽曲も振付けもかなり気合い入ってて、でも、個人的にはやっぱり愛するタラちゃん推しかな、と、いちいち比較してしまう自分がおりますた。
というか、違うんですよ。今回気づいた……というか、薄々状況把握しはじめたものの、ちょっとうーん、という感じがしはじめてるのが、まさにそのダンス周り。
南印映画は北のボリウッドと比べると、音楽シーンは男子のパワーと技全開なダンス披露が目玉だったりするのだけれど、そのせいかコレオグラファーさんの色が全開すぎてるのかもしれないなぁ、と。
その結果、特定の(特に有名な)コレオグラファーさんが振付けしたダンスだと、「あの人っぽい構成で出来上がった振付け&振る舞いだな」みたいなのが先に立っちゃって、踊り手(俳優)の特徴や個性は意外と加味されてないヤツが散見される感じがしてきました。
今日のいくつかのダンスシーンで、ついついタラちゃんと比較してしまった理由ってのは、実はソレが大きな要素を締めてる気がしてて、特にアイテムっぽい2曲くらいは、タラちゃんの方がこういう時の表情(鼻の下伸ばす、コミカルちょいエロ親父系w)作るの得意だよね…という感覚から、タラちゃんが彷彿としてしまったワケです。
ていうか、ああいうの、むしろちゃらんさんは苦手そうだし、そもそも彼のカラーじゃなくない?
ああいうのが合うのはタラちゃんとかパワンさんあたりかな、テルグだと。おいら的にw や、パっと浮かんだのはこの二方だけど、むしろ、テルグ系でああいうのがNGなタイプって方が比率としては少ない気もする。が故に、合わないコトさせるのはなぁ、みたいな。
言ってる割に、コレオグラファーと各ダンスシーンをきちんと紐付けて比較したコトはないので、もしかしたらコレオグラファーさん単位の問題じゃなくて、どこかで当たると猫も杓子も同じダンスやモチーフを使い出す、的な弊害なのかもしれません。
いずれにしても、「この俳優にコレをやらせたらハマるであろう」もしくはその逆、みたいなのは、意外と計算がされてないのかもしれないな、と思うに至りました。そんなコトよりオレサマの振付け拝みやがれ、どーん! みたいな。
勿体ないなぁ。何よりも、踊らせて他の俳優を思い起こさせちゃ大失敗じゃないのかしら。あれっておいらくらいしか連想しないものなのかしら。
ちゃらんさんに合ってる振付けもあると思うんですよ。今日の音楽シーンのうちでも実際、どれだったか忘れたけど(ぉぃ)、いくつかはそう思ったし。雪なのに女子の薄着ひどい、的な、別の意味でツッコミどころのある雪山のアレとか。
映画みたいな芸事って、作り手と演じ手が違うから複雑ですよね。更に言ったら撮り手もいるし、監督もディレクタもヘアメイクもスタイリストも有象無象有象無象…。写真の場合は役割の細分化は多少減るだろうけど、人物写真とかはやはり、そういう面は同じくある気がする。
作り手の個性だけで勝負するってのはかなり特異な現象で、かといって、演じ手の個性由来のものだけで勝負しろってのもウソだろう。それぞれのバランス自体がケースバイケースであろうから、鉄板の比率なんかはないんだろうけど、そんな可変なバランスをいかにうまいこと見極められるかってのも、実は結構重要なポイントなんじゃなかろうか……なんてコトをあれこれ感じた次第です。
上記とはあまり関係ありませんが、前回観たテルグ映画がタラちゃんの Ramayya Vasthavayya だったのですが、観て暫くした後、タラちゃんに関してはこんなコトつぶやいてたのですよね。
根拠もなしになんとなくだけど、タラちゃんそろそろ一番いい時期終わっちゃいつつあるのかなーなんて思ったり。人気度的に。役者としてはまだイケるトコだと思うけど。世間の人気度下がってもおいらには関係ないけど。あ、でもそれで日本での上映機会も更に減るのは困るからがんがって欲しいw
— آنکھوں ちゃいろ بھوری (@qtbrowneyes) November 8, 2013
根拠もないし気のせいかもしれないんだけど、なんか楽曲にしろダンスにしろ、ギョーカイでの扱いの機微みたいなあたりについて、なんとな~くそう感じたんだと思います。そうあって欲しいワケじゃないけど。一応こっちでもメモ。